広島大学分散システム学研究室(藤田研究室)
研究分野
我々の研究室では,情報工学・情報科学に関する研究領域の中でも特に,並列・分散処理に関する研究に取り組んでいます. 具体的なキーワードは,ピア・ツー・ピア(P2P)システム,(Web3を含む)自律分散システム,モバイルネットワーク, エッジコンピューティング, もののインターネット(IoT)です(詳細については研究紹介のページをご覧ください. じっくり追記していきますので気長にお待ちいただけると幸いです). 理論だけでも単純な実装だけでもなく, 1) 既存システムの本質的な改良につながるような斬新なモデルや手法を開発し, 2) 最新のAPIなどを駆使してその提案を具体的な形にしていくことを基本理念としています.
指導体制について
本研究室では,広島大学 情報科学部 インフォマティクスコースと 大学院先進理工系科学研究科情報科学プログラムの学生を主に指導しています. COVID-19の感染拡大が始まった2020年度からは基本オンラインで指導を行い.必要に応じて 私の部屋(A1-641)で対面で指導する形をとっています. 現在の指導スタイルには一定の効果があるようなので, 状況が許す限りはこのスタイルで行きたいと考えています (研究室の方が集中して課題に取り組めるのかもしれませんが,そうでない人も多いようです. また全員が強制的に一箇所に集まる機会がないので,周りの雰囲気に力をもらうタイプの人にはちょっと苦しいかもしれません). ちなみにオンラインでの情報共有は2018年度からSlackで行っており,2020年度からはTeamsも併用しています. 大学院生には毎月1回は(オンラインミーティングで)まとまった話をしてもらえるようにスケジュールを設定しています. 留学生は英語で説明し,教員(藤田)は日本語で質問をするという変則的なスタイルをとっているので, 英会話に自身がない日本人学生も,研究に関する議論にはついて来れると思います.
設備など
研究室の場所は,東広島キャンパスの工学部A1棟東側スペースです(部屋番号はA1-63*とA1-64*). 研究室内には,研究用のサーバと評価実験用のAndroidタブレットの他に,学生用のPCがあります. 特に変わった設備はないと思いますが,XR研究用のHMD(oculusとvive, hololens2)と, AndroidデバイスとiOSデバイスがそれなりの台数,それとRaspberry PiとM5Stackがそこそこあるので, アイデアの検証は問題なく行えると思います(最新のハードウェアを揃えても割とすぐに陳腐化してしまうので, 必要に応じて買い足しをするようにしています). 新型コロナ感染症の影響で自宅での作業が推奨されたことから,すべての学生に1台ずつMacbook (M1)を貸与して, 自宅などで自由に使ってもらっています. 磁気センサ式の モーションキャプチャシステムも自由に使えます.
研究室配属・コース配属用の情報
卒研テーマ説明
研究室配属とコース配属の参考にしてもらうためのページを作りました.
詳しくはこちらをご覧下さい(毎年2月末に内容を更新しています).
うちは教員1名の研究室なので,卒研生の配属人数は2名から3名です
(2026年度の研究室配属からはルールが変わると思います).
本研究室に配属された人はここもみてください.
こんな感じの情報共有は,Slack上で定期的に行っています(研究室内限定です).
うちへの配属が決まった人にはTeamsで個別に連絡します.
指導方針
研究における学生と教員との距離感は,基本的に学部の授業(アルゴリズム,離散数学)と同じだと考えてもらって良いです. 最初のうちは課題をこちらから提示しますのでそれに取り組んでもらい, 課題に取り組むうちに疑問点が出てきたら(slackなどで)適宜質問してください. 質問に対しては学生の理解度を確認しながら丁寧に説明をしますが,すぐに答えられないときは私も一緒に勉強します.
更新情報・お知らせ
- 2024/02/18
- 2024年度配属に関する情報を追加NEW
- 2023/02/19
- 2023年度配属に関する情報を追加
- 2022/02/27
- 2022年度配属に関する情報を追加
- 2021/02/24
- 2021年度配属に関する情報を追加
- 2020/05/28
- P2Pビデオストリーミングに報告書を追加
- 2020/03/11
- モバイルネットワークの情報を追加
- 2020/03/06
- 研究室公開の情報を追加
- 2020/02/10
- サブメニューに情報を追加
- 2020/02/07
- ホームページリニューアル
- 2020/02/07
- 新ドメインに移行